1952-05-29 第13回国会 衆議院 人事委員会 第18号
○劔木政府委員 ただいま議題となりました昭和二十七年度における国家公務員に対する臨時手当の支給に関する法律案につきまして、その提案の理由並びに内容の概略を御説明申し上げます。 わが国におきましては、従来の生活慣習からいたしまして、御承知のように夏季及び年末には何かと出費が多いというのが実情でありまして、民間におきましても、この時期に何らかの形で若干の特別の給与を支給する例が多いのであります。国家公務員
○劔木政府委員 ただいま議題となりました昭和二十七年度における国家公務員に対する臨時手当の支給に関する法律案につきまして、その提案の理由並びに内容の概略を御説明申し上げます。 わが国におきましては、従来の生活慣習からいたしまして、御承知のように夏季及び年末には何かと出費が多いというのが実情でありまして、民間におきましても、この時期に何らかの形で若干の特別の給与を支給する例が多いのであります。国家公務員
○劔木説明員 ただいま辻田局長から報告がないと申しましたが、実はこれは昨年から私も関係しておりまして、よく存じております。総合高等学校の問題につきましては、お話の通り終戦後高等学校の再編成につれまして、地方的に相当行き過ぎがあつたことは事実でございます。また一面総合高等学校制度をしくということは、実業教育と申しますか、職業教育の面に相当の後退と申しますか、その実業教育の発達ということから考えますと、
○劔木説明員 第一点でございますが、体育教授養成のために学位を与えます、いわゆる大学院を置くかどうかという問題でございますが、実はただいま新制大学にいかなる大学院を置くべきかという問題につきましては、大学設置審議会に特別委員会を設けまして、鋭意その研究をいたしておる次第でございます。ただいまのところ修士号を置く課程だけは一応決定いたしましたけれども、博士号を出します課程につきましては、まだまだいろいろな
○劔木説明員 今のお尋ねに対しまして、実は満足なお答えができませんことは残念だと思いますが、新制大学は、御承知のように四単位の体育が入つたわけであります。そのうちで理論体育が二単位、実科が二単位、こういうわけで新しい課程としての体育が加えられたのでありますが、実情におきましては、実際大学において体育というのは、いかなる教授方法をもつてやるかということも、実は新制大学の発足いたしました当時におきましては
○劔木政府委員 ただいまのことで、ちよつと申し上げたいと思います。臨時免許状は、実際教育的な意味から申しますと、正規の教員が得られない場合にのみ置くことができるという形になつておるわけであります。それははつきり申し上げておきます。今過剰の問題が起つております、今度新しく生徒が師範学校を卒業するわけですが、正規の教職員が要請されておりますので、臨時免許状を持つておる人たちを救済するために、この種の学校
○劔木政府委員 もちろん本人が全然経費がかからないということはございませんけれども、実情を調査しておるのでございますが、各府県で現職教員のための講習をいたします場合には、大体自宅から通学できるということを原則といたしまして、そういう方針を立てて、実際自宅に近いところで講習を開く、何箇所にも開くという形をとつておるのでございます。そうするためには、県の方で講師を出張させて講習をするという形になりまするので
○劔木政府委員 詳細にわたりましては、玖村説明員より申し上げたいと思いますが、概括的に申しますと、大体私ども日教組の意見は存じておりますが、総括的に申しまして、現在の免許法をずつとゆるめて行くというのが主たる点でございます。それで前々、日教組から数項目にわたりまして要求があつたのでございます。その要求がありましたときに、これをどの程度取入れるかということは、この改正案を立案します場合に、相当研究いたしまして
○劔木政府委員 お説のように、学校の演習林といたしましては、十分森林の樹齢等によりまして研究いたして参りますので、そう極端な伐採が行われるとは考えておりませんので、この御請願につきましても、実は実地に調査をいたして見ませんと、私の方は、はたしてそういう必要があるかどうか、荒廃というようなことがあるかどうかわからないのであります。さきにも申し上げましたように、十分に実地を調査いたした上で、御答弁いたしたいと
○劔木政府委員 愛知県にあります東京大学の演習林の荒廃につきましては、十分実地を調査いたしまして、対策を考究いたしたいと考えております。
○劔木政府委員 御請願の趣旨につきましては、十分研究したいと思いますが、ただ国立新制大学は、本年度発足したばかりでございまして、教授陣容なり、施設等につきましても、すでに発足した大学の充実を第一の急務といたすのであります。もう一つは法、文、経の学部が各地方に分散いたしますことは、望ましいことではございますが、一面教授等の関係で、非常に困難な点もございますので、この点は将来の問題としまして、十分研究をいたしたいと